FX為替Q&A

【スプレッド】原則固定と例外有ってどういうこと?

スプレッドの表記にはよく、原則固定と例外有といった表記がみられます。
それはいったいどういう事なのでしょうか。

相場が荒れるとスプレッドが広がる

なぜスプレッドが広がるのか

スプレッドが大幅に開くのは、雇用統計等重要な指標発表が行われる直前後などですが、これはどの証券会社でも同じです。

FX証券会社は顧客からの注文を受けたあとに、レート供給元のインターバンク(市場)からその分を調達しなければいけません。

相対業者の場合、
(ほとんどが相対業者ですがくりっく365は市場取引になります。)
売り注文と買い注文で相殺され、その差量分をインターバンクから調達する仕組みになっているのですが、結局は顧客からの注文を受けた後でインターバンクから調達しなければならず、FX業者がインターバンクから調達する際に、ごく一瞬の時差が発生します。

変動が激しい時は、その時差によって、業者側に不利が発生する場合があります。それをカバーする為にスプレッドを開く必要があります。

また、重要な経済指標で極端に値が動く時に、約定しない場合も、業者に不利が発生する為、対応しきれないからです。

流動性が薄い時間帯にスプレッドが開くのも、どちらかに極端に値が偏った時に、相対で相殺できない差額分を調達しなければならない為、FX業者に不利が発生しない為にスプレッドを開いてカバーします。

その点、どんなに荒れた相場でもスプレッドが広がらないのがFXプライムです。(※例外有り)

また指標発表時は約定しにくくなりますが、FXプライムなら約定率100%ですので、FXプライムの口座を持つメリットは大きいでしょう。

※レート提供元(複数の金融機関)のすべてに異常レートが発生した場合、当社はお客様に適正なレート表示ができなくなるため、その間は取引が出来なくなります。

※流動性が著しく低下する場合等にはスプレッドの拡大、及びスリッページが発生する可能性があります。

通常のお取引はスプレッドの狭い業者を使い、指標発表前後はFXプライムを使うと云った方法もあります。